第8話 「未来は思いのままよ」

夏がくれば思い出す。はるかな恋、遠い人。ウソはなかった、すれ違っただけ。青春色に輝いて、はるかな恋、もう一度。
 あなたのために、良かれと思ってしていたことが、必ずしも望まれていたことではなく、喜んでもらえていなかったことを、すれ違いが多くなるに従って、私にもようやく分かってきました。気を利かせたつもりが、うっとうしいと言われた時、早く切り上げなければと、よぎっては消え、消えては未練が引き止めた。そんな日々からの脱却がはっきりと私の決心になりました。
 人生は何ごとも“なるように”なるようにできているという、あきらめと希望が押したり引いたりしながら、自分自身を自分で理解することがどんなに毎日の手助けになるのかも学びました。またあの夏の日が来ます。がんばります。