第1話 「あげまんとさげまん」

 男は女で成長する。これは、男性であれば誰もが共感する言葉なんじゃないかな? 僕もそんな経験をしてきた。眼中の女を落とす為にプレゼントを用意して、手間暇をかけてデートを考えた。気に入られようと服装にも気をつけた。男らしくあろうと振る舞いを気をつけた。そんな存在がいるだけで、毎日の生活にも「ハリ」が出た。そしてそれが自分の成長に直結してきた。だからこそ、いい女とは、手に入りにくい女なんじゃないかと思う。成長させてくれる女。それがあげまんであり、常に向上心を持たせてくれる。その子が笑うだけで一瞬で疲れが吹っ飛び、他の男の影がチラつくだけで、何も手につかなくなる…こう考えると、いつだって男は、女の手のひらで転がされるバカで単細胞な動物だ。でも、それでいいじゃないか。ある有名な作家が言った「いい女は学校だ。女にかかるお金は授業料。めんどくさい手間暇は全部宿題。そう考えると合点がいくだろ?」
 そんないい女「あげまん」は、存在だけで価値があると思うのだが、あなたはどう思う?