田中加津也校長先生

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(諫早市立森山西小学校)

「校長先生の夏休みの自由研究」
大学時代を福島県で過ごした田中校長先生にとって、3年前の東北大震災は決して他人事ではありませんでした。「震災後、連絡が取れなかった友人もいて、ひどく心を痛めていました」。その後、知人皆の無事を確認し安堵した田中先生でしたが、心はいつも東北へと向っていたと言います。「できることなら、すぐに駆けつけたかったのですが、なかなかタイミングが合わず…。2年後の夏にようやく訪れることができました」。学生の頃の友人に案内され、津波の爪痕が今なお深く残る陸前高田、気仙沼など被災地を巡ったそう。悲惨な現実の中でも、「被災地でも観光客が集まりだすと、すぐにプレハブの店舗ができている。必死に生きる人間の逞しさを感じました」。長崎へ戻ると、この体験を“校長先生の夏休みの自由研究”として壁新聞にし、子どもたちに発表しました。「被災地の今を知り、子どもたちへも知らせたかった」と田中先生。保護者からの反響も大きかったそうです。