第2話 「人は誤解して恋愛し理解して別れる(実践編)」

昨夜は実に楽しい夜でした、男二人で、とあるバーの扉を開けカウンターに座る。どうやら話の内容は仕事、将来のビジョン展望など静かなバーには、ちょっと無粋な内容でしたが、幸いなことに二人とも声のトーンが低かった、二人の関係は上司と部下、小一時間ほど話すと上司の男は飽きてきたのか、バーで静かに流れているレコードの話に話題を切り替えようとしている、タイミングよく若い女性が上司の隣に腰掛けてきた、成り行きで暫く話した後、席を譲る、話が少しずつ盛り上がっている様でさらに背中を押す、二人でもう一軒飲みに行ってはどうか?女性の返事は大丈夫だとの色よい返事、お金の心配をしてやっていると、大丈夫ですコンビニで下ろしますからとの返事に安心する、外に出て暫くすると猛烈な勢いでダッシュしてくる男、先程二人して出て行った部下の男でどうやら近くに適当なコンビニが無かったようだ上司の男が手持ちのお金を用立てるとまたダッシュで夜の街に消えていった、二人で良いお酒に成ることを思い浮かべると草食系男子もなかなかやるもんだと嬉しくなった。