橋本修平・美子ご夫妻

「バッカスに守られて」

橋本修平・美子ご夫妻

DSC_2719 ローマの“トレビの泉”はご存じですね。三本の道の意味だそうで、ほぼ南北に走る二本の道と東西に向かう道に囲まれた台形状の場所にあります。
泉を背にして右手のコインを左肩越しに投げるのが正しいやりかた。コイン一つは再び来ることができる、二つだと結婚できると言います。
す。

 

 

二人が知り合った頃のことを教えて下さい。
「彼女の先輩の紹介なんです」と修平さん。
「特に意味はなかったんですけど、2対2の飲み会だったんです」美子さんが続けます。
印象はどうでしたか。
「僕の目には年上に見えましたよ、落ち着いてたし」
「私はそれほど印象は無かったですね」
それでも、その後に連絡は取り合ってたんですね。
「そうですね、何となく・・・」
「一度会っただけでは何も解りませんからね。第一印象だけで判断して結論を出すなんてダメよね」
美子さんは頷く修平さんに視線を向けます。

どんな付き合いだったんでしょうか。
「ドライブしたり飲みに行ったり、普通です」
「でも割り勘でした」
「僕は専門学校に通ってましたから、まだ学生で」
「私は働いてましたけど、御馳走すると彼に悪いかなと、遠慮もあったんです」二人は見詰め合ったまま笑います。
プロポーズはしたんですか。
「まあ平凡ですけど、僕が社会人になったら結婚して下さいと言いましたよ」照れ笑いで修平さん。
「彼は両親をとても大切にしている人でしたし、私は躊躇うことなく承諾しました」

 

 

img270 共働きですが、結婚生活はどうですか。
「ドライブしたり、旅行したり・・・」
「映画とか、あとはよく飲みに行くわね」
「そう。二人とも酒が好きですから」
「私は日本酒、彼はビール中心かな」
新婚旅行でローマに行ったと話す二人。そう言えばローマ神話には酒神バッカスが登場しますね。お酒の席で知り合い、お酒の好きな二人には打って付けの神様かもしれません。守護神ならぬ“酒護神”でしょうか。

 

 

 

 

 

2015年5月 Vol.124「よろしく先輩117」