朝長則男・多加子ご夫妻

「地球を巡るような恋」

朝長 則男・多加子ご夫妻 佐世保市長

yoroshiku_39.fw私はレモンです。フレッシュなイメージがありますから、則男さんのトレードマークも務めてますので、本日は私がご案内致しましょうね。
 その前に少しだけ自己紹介。別名を拘櫞(くえん)と申します。クエン酸と言えばご存じでしょう。花言葉は“情熱”“誠実な愛”なんですよ。

 

 

 

 

 

そもそも、ふたりが出会ったのは青山学院大学でのこと。則男さんが、友達と旅行研究会を作って活動していた三年生の時に入学して来たのが多加子さん。勿論、則男さんには当初から気になる女性だったようですし、多加子さんの目にも頼り甲斐のある男性に映ったそうです。
 でも、ふたりは卒業して連絡が途絶えていました。そんなある日、サークルの仲間が則男さんを訪ねて来たのをきっかけに再会。ここで“焼け棒杭に火がついた”のが則男さん。
 「学生時代より、さらに綺麗になってましたね」
 「則男さんも、さらに頼もしい感じでしたよ」

 そう来れば後は簡単・・・。と思いきや、則男さんは佐世保、多加子さんは熊本ですから、ここからが大変だったようですよ。今と違ってケータイやメ―ルなんてありませんでしたからね。
 「休日には早朝から車で熊本に飛んで行きました」
 高速道路のない時代で、片道四時間も掛かったそうですよ。
 「三年と少しの間に、132回ほど通いましたね」
 則男さんは平然と話し、多加子さんは照れ臭そうに笑います。
 それにしても皆さん、考えて見て下さい。片道に四時間ってことは、往復八時間ですよ。仮に平均時速を四十キロとしても、走行距離は320キロ。その132倍だと・・・四万キロを遥かに超える距離を走った計算になります。これは地球一周より長いんです。

 

 

yoroshiku_39_02.fw「若かったんでしょうね」と、則男さんは笑いな
がら昔を振り返ります。当時は病院の事務長を
務めていたそうですが、その後に市議会議員・
県議会議員を経て市長に。車で選挙遊説をする
のは大変なことだと思いますが、若い時すでに、
“多加子さん獲得作戦”で慣れていたんでしょう
ね。恐れ入りました。
 いま私は、フレッシュなイメージだけでなく、
“初心忘るべからず”の理念も仰せ付かっておりま
す。でも、ふたりに関して”もう忘れなさい”と申
しましても・・・無理みたいですね。仲の良いこと。

 

 

2008年8月vol.46 「よろしく先輩39」