竹馬庸裕・幸子ご夫妻

「同行二人」

竹馬庸裕・幸子 ご夫妻 ちくばクリニック院長

yoroshiku_79.fw漢字表記は、同じ文字でも読み方が異なれば意味の違うものが少なからずありますね。「人間」はニンゲンとジンカイ。「十分」はジップンとジュウブン。「正気」はセイキとショウキ。「名跡」は、同じ意味も含みますがミョウセキとメイセキで異なります。日本語も結構難しいですね。。

 

 

 

 

 

庸裕さんは56歳、幸子さんは33歳。実に23歳の年の差婚。知り合った経緯から伺いましょう。
「知人の紹介です」庸裕さんは顔を赤らめます。
「教会でね」幸子さんはあどけない微笑み。
特に問題はありませんでしたか。
「いや、彼女の両親からは反対されましたよ」
「私の父と主人は、一日違いの同い年なんです」
では、結婚までには長い道程だったのですか。
「いいえ。一月四日に知り合って・・・」
「四月二十九日に結婚しました」
これまた随分スピード婚ですね。
「私は開院直前でしたから・・・」と庸裕さん。
「主人より先に、お義母さんからプロポーズがあったんです」幸子さんは微笑みます。嫁姑と言えば犬猿の仲みたいなイメージですが、逆なんですね。

 年の差があると、お互いに甘え合うのでは。
「とんでもないですよ。かなり喧嘩をしました」
「いろいろ食い違いがありましたから」
「でも、結果的にはそれが良かったんです」
「ぶつかり合ったから、解り合えたのね」
「彼女は聡明で慎重な人なんです」
「主人は新しいことにチャレンジするタイプで、私は尊敬していますし・・・」
あれ、おのろけになって来ましたよ。

 これからはどんな人生にしたいのでしょう。
 「私は本来、カウンセリングがしたかったし、結婚サポートにも関心があるんです。でも本業がありますからね。将来は二人で宣教師になろうと話し合っています」庸裕さんは真顔に話します。

 

 

yoroshiku_79_02.fwさて、「同行二人」は一般にドウギョウニニン
と読み、西国巡礼者が弘法大師と一緒であるこ
とを意味しますが、普通にドウコウフタリと読
めば、そのまま二人が一緒に連れ立って歩く意
味になります。
 いつの日か、庸裕さんと幸子さんは、後者の
方の意味で宣教をしていることでしょうね。

 

 

2011年12月vol.86 「よろしく先輩79」