平井一郁・恵子ご夫妻

「相思相愛への道」

平井 一郁・恵子ご夫妻 ㈱アージョ オーナー

yoroshiku_85.fw一目惚れが起きる原因は定かではないそうで、心理学的には、顔のパーツが互いに似ているとか、配置が類似しているとなりやすいと言い、生物学的には、細菌やウイルスに対する抵抗遺伝子が全く違うと起こりやすいとされます。子孫を残すのに有効だから。ただ、片思いが多く発生するのは謎ですね。

 

 

 

 

 

二人が知り合った経緯を教えて下さい。
「僕は、知人をカップルにするために呼ばれたんです」と一郁さん。
「私も、女性の友人の保証人として呼ばれたんです」つまり、他人同士をくっつける役目なんですね。
「そうです。当時の取引先の人から数合わせのために頼まれただけでした」
「そのうち、彼から誘われて・・・」恵子さんは笑います。
ミイラ取りがミイラになった訳ですね。
「僕は三十才までに結婚したかったし、焦って」
「私は結婚する気ははありませんでした。一人でいたかったんですよ」
では一郁さんの片思いですから、あとは押しの一手だったんでしょう。

 この店は恵子さんが開いたそうですね。
「ええ。かつての同僚に触発されてアロマを始めたんですが、結婚してから夢を実現したんです」
「僕は四年前にサラリーマンを辞めて手伝っています。元々、独立して“何でも屋”をしたかったから」
そして今は、一郁さんが経営を、恵子さんが業務を担当。
一目惚れの片思いからの出発だから、一郁さんの情熱がよく解りますね。

 ところで、お互いに好きな香りは何ですか。
「僕は、最初はレモングラスでした」
「私はベルガモットかな。今も、毎晩いろんな香り楽しんでますよ」
お互いの好みは毎晩一致するんですか。
「いいえ、違いますが・・・」一郁さんは含み笑い。
「早い者勝ちなんですよ」恵子さんは明るく笑います。
察するに、片思いの人が譲っているのでしょうね。
こちらには、そんな香りがただよってきますもの。

 

 

yoroshiku_85_02.fw世はストレス社会。
深呼吸をして、自分の好きな香りを嗅ぐことで
癒されると言います。
店のお客さんも、三、四十代の女性が多いそう
ですから、 世相を反映しているのかもしれま
せん。
皆さんも、アロマで寛ぎのひとときを過ごして
みませんか。

 

 

2012年6月vol.92 「よろしく先輩85」