銅座町 南蛮船 (どうざまち なんばんせん)

1douza_1銅座町は1724年(享保9年)、鋳銅所があったことから「銅座町」と呼ばれるようになったと言われています。
 奉納踊は「南蛮船」でポルトガル船を再現した5トンにも及ぶ大きな船を豪快に引き廻します。船は平成15年奉納時に長崎大学の協力により本物に忠実な装 飾で再現され、ランプや船尾に使用されている色付ガラスなど、細部にまでこだわった美しく勇壮なものになっています。お囃子や先曳きの子供達の衣装は一人 ひとり違い、南蛮屏風からそのまま抜け出したようで、とても綺麗です。銅座町は以前、引きだんじりを奉納しており、南蛮船は平成22年で4回目の奉納とな ります。
 今回、長采を務めることになった新ヶ江さん。銅座町が、くんちをきっかけに盛り上がり、 町内の一人ひとりが一丸となっ て一生懸命に取り組みたいと話 します。

 

 

 

1douza_2平成15年に新ヶ江さんは、添根曳として参加。しかし初日の演技で肉離れをおこし、注射を打ちながら痛みをおしての演技となりました。今年は怪我をし ないよう、余力を持って体力面、メンタル面を仕上げて挑みたいと力が入ります。「お囃子をしていた子供達が、今では根曳の主力に成長しました。時間が経つ のは早いものですね。町内の人間関係は最も大事なこと。くんちに関わることで皆に地域をより好きになってもらい、町に愛着を持ってほしい」と語ります。
 新ヶ江さんの話をきいて、外から見ているだけではわからない、くんちに対する思い、熱い心が伝わってきました。今年のくんちはいつもとはまた違う気持ちを感じられそうです。

 

 

 

お話:新ヶ江 憲和さん
写真:山下 純一さん 、新ヶ江 憲和さん
協力:長崎くんち塾