第2話 「キャンプしよう」

この時期はお薦めできないが、冬以外なら男女混合でキャンプをしよう。場所は出来るだけ何も揃っていない不便なキャンプ場が良い。電気があっても冷蔵庫など無いような、ロッジではなくテントを張らなければならないような、水はあっても1か所しか無いような、管理所があってもコンビニではないような、だ。何故か?そう言う場所では本来の人間性が出るからだ。これだけ何もないところで皆で楽しくやるには色んな事を考え行動しなければいけない。テント張りから食事の支度等、必然と知らない内に想像し頭も体も使い役割分担が出来て来る。男女に限らず率先してやる者やらぬ者が出て来るがそれは優劣ではない。それがその人の人間性と言うものだ。「非日常に身を置く」と色んなものが見えて来る。それは不便であれば有る程自分自身さえも見えて来る。「便利」は時にして「不便」なのだ。しかし、残念な事にそんな不便なキャンプ場は今や無いに等しい。