第2話 「その時、両親は!?」

僕らは15年前東京で、1ルームに同棲してました。狭いのなんの!
で、ある水曜日二人の休みが合ったその日、入籍しました。おいおい、弟子入りの身分で結婚しちゃったよ。
順番は逆になりますが、そろそろ結婚とかするか~なんて話になったのでしょうかね。あんまり覚えてませんが。プロポーズすら覚えてない。
でも、相手のご両親に挨拶に行った事はよく覚えてます。お父さんは、聞く耳なしって感じ。お母さんは、不思議と前向き。
皆さん想像して下さい。かわいい娘が結婚相手として、ちんどん屋を連れて来るってどうです??
ご親戚からも「なんであんた、吉本芸人でなく、ちんどん屋なの?」なんて聞かれたり、職業そのものの説明から必死にやりました。
でも、結婚は遊びじゃない!夢でもない。現実にこれから生きていかなくてはならないんだ。自分のすべき勉強はまだ終わらない。でも、そんなの待っちゃあいられない。なんせ半年後子ども授かったんだから!