第2話 「結婚の知恵」

 若い学生と接していると、実に簡単にペアリングする。授業中にあまりいちゃつくので「そこのアベック」と注意したところ、周囲から失笑。「先生、古いよ!」ときた。いまや「アベック」は死語で、「カップル」というのだそうな。
 若い時に限らず恋愛に熱くなっている時は、この人と一緒にならなければ自分の人生は一生不幸になると考えがちである。私自身の経験からいうと(偉そうにいうほどの経験ではないが)一生に3度くらいチャンスがあるから安心しなさいとフォローする。優秀な学生が恋愛で悩み学業へ影響するのは何故か女子が多い。
 恋愛から結婚に踏み切るに当たって、わざと相手を徹底的に怒らせ、相手が怒りを我慢できるか確かめた上で結婚した友人がいる。いろいろな結婚に向けての知恵があるものだ。