第2話 「夫婦風情 その二 「家事分担」」

 「家事性別分担する」というのは日本文化の特徴の一つだとよく指摘されている。男性は家事をほとんどしないのは当たり前のこと。「嫁」は勤めても家事全般をしなければ非難される。こういう「常識」は結婚する前は全く知らなかった。中国では夫婦とも働き、夫婦とも家事をするのは当たり前。これだけの違いは結婚生活最初からの喧嘩のおもな原因となった。夫と彼の両親は勿論「統一戦線」だった。「夫婦とも家事をしなければ…」と私はいくら堂々と主張しても、まったく孤立無援の状態だった。たまに「ストライキ」をするけど根本的問題を解決しなければいけないと思った。いろいろな方法を考えたが、まず、夫と話をすると決めた。一回、二回、繰り返し夫と話しをした結果、夫は少しずつ理解してくれた。時間の流れとともに互いの国の文化を理解し、尊重し、そして互いの信頼も深めたと同時に夫婦の間の対話はとても大事だと互いに切々思った。