第28話 「ふたりだち」

過日、とは申しましても九月の始め、長崎港外の温泉のある島へ参りました。船中で若い方々とお話しする機会を強引に持ちました。熊本県玉名の学生さん達でした。なんの不安も惑いもなく、将来への希望、信念らしきものを、トツトツと語る一人の女子学生にしても好感を。若いということは可能性に感性を重ね、年を重ねた私などにとりましては、とってもうらやましく、まぶしいものでした。明日ありと思うこころのあだ桜・・・などというありがたい句も、まったく関わりなく、未来を、明日を信じて生きていく素晴らしさに、付録の人生の私もとても勇気づけられました。
 自分の可能性を信じ、仲間を信頼し、いや~、実にひさしぶりの素晴らしいひと時でした。
 二人だちという言葉があります。ひとりよりふたり、支えあって生きていきましょうという理解で良いのでしょう。ひとりよりふたり、何とかなるものです。そろそろご決断を!