第12話 「まさか?」

かつては想像だにできなかった若年者の異状な振舞いが社会全体を冷えびえとさせている昨今です。まさか、まさかは人生に一度だけで充分。この世の最後にどうしても越えなければならない坂を“まさか”と言われて越えて行くのです。あの人とあの人が、まさか?なんて、ちょろいちょろい。そんなまさかはどんどん踏み越えていったらいい。何度でも越えていけるまさかですから。まさか、まさか、まさか、まさかで人間は強くなっていくのです。えいやっという勇気と素直な立ち直りの連続技と涙をこらえて磨いていってこそ自分らしい生き方、信念らしきものが身につき、人生を支えていってくれるのではないでしょうか。中原中也の詩の結びの一節に「心いっぱいにざんげして、ゆるされたいといふ気持の中に、再び生きて、僕は努力家にならうと思うんだ」(現詩はほとんど難しい漢字ですので失礼ながらカナ表記といたしました)この失礼ながらは皆さまへの挑戦ですぞ。おがんばりなさい。