パートナー考

partner

様々な分野で活躍する人たちが考える、男女の距離感

第3話 「披露宴のスピーチ」

 仕事柄、教え子の披露宴に招かれる機会は多い。頼まれる私にとって憂鬱の種がスピーチである。第一優秀な成績でもなかった者を在学中は優秀な成績でと褒めなければならないのは、根が正直者の私にとっては苦痛である。しかも参列者を飽きさせない気の利いたスピーチでなければならないし、謝礼をいただくのではなくご祝儀持参でしなければならない訳だから大変な苦痛である。
 最近は結婚に魅力を感じない若者が増えているともいわれる。あるときこんなスピーチをした。「皆さん!独身の 『独』という字を見てください。けものへんですよ。つくりは虫けらですよ。すごい文字でしょう。人間は一人では生きられません。社会の中で生きています。社会の最小単位は家族なのです」。独身男女からはブーイング。年配者からは「なるほどさすが大学の先生のいうことは違う」と感心された。

  • 投稿者:管理人
  • 更新

様々な分野で活躍する人たちが考える、男女の距離感

第2話 「結婚の知恵」

 若い学生と接していると、実に簡単にペアリングする。授業中にあまりいちゃつくので「そこのアベック」と注意したところ、周囲から失笑。「先生、古いよ!」ときた。いまや「アベック」は死語で、「カップル」というのだそうな。
 若い時に限らず恋愛に熱くなっている時は、この人と一緒にならなければ自分の人生は一生不幸になると考えがちである。私自身の経験からいうと(偉そうにいうほどの経験ではないが)一生に3度くらいチャンスがあるから安心しなさいとフォローする。優秀な学生が恋愛で悩み学業へ影響するのは何故か女子が多い。
 恋愛から結婚に踏み切るに当たって、わざと相手を徹底的に怒らせ、相手が怒りを我慢できるか確かめた上で結婚した友人がいる。いろいろな結婚に向けての知恵があるものだ。

  • 投稿者:管理人
  • 更新

様々な分野で活躍する人たちが考える、男女の距離感

第1話 「夫婦とは一緒に齢を重ねること」

 結婚して28年になる。私の出身は青森、家内は宮崎。北国と南国の異文化結婚といわれる。
 昨年暮にディズニー映画「カールじいさんの空飛ぶ家」を見た。小さな子供には理解できない深い内容である。とくに冒頭20数分で感動する。夫婦とは何か?何が幸せかを考えさせられた。私は夫婦とは一緒に齢を重ねることだと思うようになった。そして平凡な生活こそが幸せであることに改めて気づかされた。
 13年前、21年間勤務したシンクタンクを辞め、青森の大学に勤めた。単身生活の開始である。東京の実家に帰るのは年数回。
だからといって夫婦仲が悪い訳ではない。どんな仲のよい夫婦も一緒に亡くなることはない。だからこそある程度の距離が必要だと思っている。

  • 投稿者:管理人
  • 更新

PAGE TOP