よろしく先輩

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伊崎明・美和ご夫妻

「プリザーブド・ラブ」

伊崎 明・美和ご夫妻 伊崎脳神経外科・内科

DSC_0525 英語のローズと言う名はケルト語の“赤”に由来するとの説があります。確かにバラと聞くとすぐに情熱的な赤い花を連想しますよね。数年前にはブルーの花も開発され販売されています。そのため、花言葉は“夢かなう”とか“奇跡”とされているほど。 それまでは不可能とされていた色ですからね。

 

 

 

 

 

 

二人の知り合った経緯を教えて下さい。
「私が36歳、彼女が32歳の時に知人の内科医から誘われた食事会で知り合いました」と明さん。
「その三日後に彼からバイオパークに行こうと言われて一日を過ごしたんです」美和さんは大きな瞳で微笑みます。
その頃の印象はお互いにどうでしたか。
「彼女は可愛かったし、ハキハキした賢い人だと思いましたね」明さんは相好を崩します。
「彼は外科系ですから、私の周りの内科医とは違った意外性を感じました」

結婚を意識したのはいつでしたか。
「特にターニング・ポイントがあったわけではなく・・・、まぁ自然にかな」明さんは確かめるように美和さんを見詰めます。
「私は7月8日生まれなんですけど、その日にバラの花束をプレゼントされて・・・」と美和さん。
「そう、年齢の数の32本をね」
「それ以来、毎月贈ってくれているんですよ」美和さんも微笑みます。
毎年ではなく毎月ですか。
「ええ。毎月8日に贈るんです。今は年の数って訳ではありませんけどね」「増えすぎて大変だものね」
二人は蕾のように笑います。
知り合ってからだと20年ほど経つんですから、かなりの量と種類でしょうね。
「花は枯れますけど、毎月贈られると嬉しいものですよ」美和さんは少女の目になりました。

 

 

img252何とも羨ましい話ですね。でも、このまま当てられっぱなしでは堪りませんよ。そこで、バラについてあれこれと調べてみたんです。すると世界には2万種を超えるバラがあるのだそうで。明さんが毎月10種類を贈るとしても、年間120種、10年で1200種100年でも12000種・・・。まあ、これくらいの意地悪は許して貰えそうですよ。二人の笑顔は絶えませんもの。昨今はプリザーブド・フラワーと言う長持ちする加工法がありますが、二人の笑顔、いえ、愛情はいつまでも色褪せず続きそうですね。

 

 

 

2015年1月Vol.120「よろしく先輩113」

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酒井健作・美和子ご夫妻

「どすこい、どす恋」

酒井 健作・美和子ご夫妻 桐山親方(元・小結 黒瀬川)

de_03 「大相撲あるある」という本の中に力士の皆さんの面白いエピソードが載っています。例えば足の裏のヒビ割れはアロンアルファで補修するとか、椅子が小さ過ぎるのでデート・コースに映画館はない、サスペンションを損傷しかねないからタクシーがなかなか停まってくれないとか。さすが豪快ですね。

 

 

 

 

 

 

二人が知り合った経緯はなんですか。
「共通の知人からの紹介です」健作さんは物静かに話します。「けど正しくは見合い恋愛です」
人目惚れしたんですね。
「ええ。会った時から結婚したかったですよ。事実、半年後には結婚しましたから」これまた冷静に応えます。
美和子さんはどんな印象を持ちましたか。
「とにかく優しくて、でもユーモアのある人でした」
少しはにかみながら健作さんの横顔を見つめます。
それは現役時代だったんですか。
「いや、引退直後です。一本気な男だから家庭生活と相撲の両立は不可能でしたからね」と健作さん。

これまでの結婚生活を振り返ってどうでしたか。
「彼女には迷惑や心配ばかり掛けて来ましたよ」
「そんなこと無いですけど、でも行き成り多くの若いお弟子さんを預かることになって大変でしたけどね」美和子さんは懐かしむように話します。
「夜中に警察から電話があったりして、何かと思ったら弟子が部屋を逃げ出していて保護されていたとか、あるいは行方が分らず捜し回ったりとか・・・」健作さんも同じ様な目で話します。
それでは現在も大変なんでしょうね。
「今は部屋を解散して朝日山部屋の部屋付き親方の立場ですから、昔とは違って楽になりました」
「そうね。少しは自由な時間も増えたわね」
美和子さんは改めて過去を振り返るように微笑みます。
「これからは出来るだけ時間を取って、二人で楽しく過ごして行きたいものです」健作さんは自分に言い聞かせるように続けました。そして「生まれ変わってもこの人と結婚したいものです」と、きっぱり言い切ります。

 

 

de_04黒瀬川関といえば“左四つ、寄り”が得意な力士さんでしたが、こうして話を聞いてみますと、人生や結婚に関しては“待ったなしの電車道”なんですね。幕内時代には輪島、三重の海といった強者から三つの金星を挙げた健作さん。引退直後には素早く美和子さんという大金星を射止めていたんですね。今日は本当に“ごっつあん”でした。

 

 

 

 

 

 

 

2014年12月vol.119 「よろしく先輩112」

  • 投稿者:管理人
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林拓生・はなえご夫妻

「夕陽の彼方からの贈り物」

林 拓生・はなえご夫妻

de_01 平戸の海を見下ろす江迎の山中。夕陽百選の一つですから風光明媚なのはもとより空気も清々しく空も広い。聞こえているのは風にそよぐ木々のざわめきと無数の鳥の囀り、そして豚の鳴き声。目を閉じていると、身体が自然界に溶けていくのが解るような気がします・・・。

 

 

 

 

 

 

拓生さんは大村生まれ、はなえさんは広島県・福山出身だそうですが、江迎で生活をしている経緯は。
「僕の父が脱サラをして、自然を求めてここに移り住んだんですが、僕が大学を卒業する時に亡くなりまして、それで就職をせずここを引き継ぐことにしたんです」端正な面持ちで拓生さん。
「主人とは大学で知り合ったんですけど、私はそのまま全国チェーンのホテルに就職して淡路島にいきました」と、はなえさん。
「或る時、彼女が友人とここに遊びに来て・・・」
「友達が、私の自然好きなのを知ってましたから誘われたんです」

それで改めて恋に陥ったんですね。
「私は特別な感情はありませんでした。それから三年くらい経って、絵本を彼に送ったんです。“いのちをいただく”って、牛の食肉解体する人の話だったから彼に読んで欲しくって」はなえさんは微笑みます。
それから彼女が何度か会いに来てくれて・・・、そこからですね付き合いが始まったのは
毎晩電話で話して、ね」二人は視線を交わします。」二人は視線を交わします。

 

 

de_02ところで拓生さんは養豚とは無縁な大学や環境だったようですが、どうやって始めたんですか。
「見よう見まねと言いますか、全て独学で」
はなえさんも素人ですよね。不安はありませんでしたか。
「私は自然が好きですから少しも抵抗はありませんでしたし、今も楽しく過ごしています」

“家畜福祉”という言葉があるそうです。まったく自然のままに育てるのだそうで、檻に入れたり分娩を手伝ったりもしないのだとか。その方が動物もストレスがなく良いとのこと。江迎は環境もいいし豚にも最高の場所ですね。
ところで拓生さんの御父さんが江迎を選んだのは何故なんですか。
「見晴らしがいいし、夕陽が綺麗ですからね」二人は改めて風景に目を泳がせます。
今の二人の生活は夕陽の、いえ、亡きお父さんからのプレゼントなんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

2014年9月vol.118 「よろしく先輩111」

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