赤ちゃんも生まれたばかりで、幸せな年の瀬を迎えているはずでしたが、話しを聞くと、年末年始の掃除や準備をしている時にケンカが始まり、奥さんが赤ちゃんを連れて実家に帰ってしまったそうです。「何もこんな時に」つい私から出た言葉。年越しソバの準備もさることながら、おせちの準備も途中だったようです。「いやいや、今は“こんなとき”なんて感覚ないように感じるよ。今まで育ってきた家の方針があるだろうけど、嫁に来たからには、嫁ぎ先の方針に従わなくちゃいけない時もあると思うんだけどね」ちょっと寂しそうに話をしてくれた同級生のお父さんは、“嫁に来てくれた”彼女に強く言えないのかもしれません。新しい年明けは“家族揃って”というのは過去の話になったのでしょうか。
2010年新たな年を迎え、同級生の女の子のお母さんに会いました。「うちの子、結婚したのよ。でもね、何かあったらすぐに戻ってきていいからねって言ってあるの。何もなくても戻ってきてもいいんだけどね」と笑うのです。家族で自営業を営む彼の元に嫁いだとか。「ほら、自営業って大変というじゃない?それでも結婚するって言うから。まあ、一度は結婚しておいた方がいいと思うし、大変だって思えばすぐに帰ってくると思うわ」子を思う、親心がいいのか、悪いのか。私には判断できないけれど。
さて、「結婚」するとは?家族それぞれ、人それぞれ意見も感覚も違うもの。全く同じものなんてないから、刺激しあったり、反発しあったり、共感しあったり。
それにしても、結婚する時、覚悟を決めて白無垢をまとい、「あなたに一生連れ添います」と誓った女性は過去となったのでしょうか。
今年も「結婚」を考えて、「結婚」に悩まされそうな幕開けです。
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