知り合ったのはどんな経緯からですか。
「職場の研修で知り合いました」と義明さん。祐子さんは元気のいいスポーティーな印象だったとか。
「私はスポーツが好きで、職場の陸上部に入って彼と走りました」祐子さんの目には真面目な男性として映ったそうです。
結婚十五年だそうですが、今の世代では早いですね。
「私が二十五歳で彼女が二十一歳の時でした。病弱な父に言われて、早く決めたんです」
「価値観が一緒でしたから、何のためらいもなくね」
プロポーズの言葉は覚えていますか。
「何だろう・・・、単に“結婚しよう”って」
「そう、私はその場で“はい”とだけ」
さすがにランナー同士、話も早かったんですね。
結婚して良かったと思うことは。
「子供が四人いますから、家族が増えて幸福です」
「そうね、私もやはり子供がいてくれるから・・・」
これまでの生活を振り返って何か感想はありますか。
「私のわがままを許してくれますから感謝してます」
「主人が三年間ほど単身赴任した時、存在の大きさに気付きました。離れて初めて判るものですね」
祐子さんは目を潤ませます。