各学校の校長先生が考える少子化と学校事情
本多留男校長
本多留男校長
(長崎市立西浦上小学校)
「意欲ある“夢持つ子”」
児童数739人の西浦上小学校の本多留男校長先生は、教職36年目。最初に受け持った生徒は6年生。その頃の生徒は48歳になるそうです。「子どもたちはいつの時代も一生懸命ですよ。打てば響く、という感じがあります。逆に言えば、打たなければ響かないと思いますよ」と本多校長先生は言います。
住んでいる人や年代が変わっても、本質的なものは変わらないと、感じるそうです。「子どもたちに必要なことは“意欲”だと思います。本校では“夢持つ子”と呼んでいます。どんなこともいいので、何かに対して夢を持ち、前向きに取り組もうとすることが大切。その気持ちを持たせることも、私たちの役目だと思います」と本多校長先生は最後に教えてくださいました。
(2012年3月取材)