各学校の校長先生が考える少子化と学校事情
福田清文校長
福田清文校長
(諫早市立飯盛西小学校)
「あったかポスト」
現在児童数が69名の飯盛西小学校。 「地域には県の無形民族文化財“田結浮立”に携わる子どもたちがいて、地域と深い関わりを持っています」と、教えてくださったのは、教職32年目の福田清文校長先生。
福田校長先生は、2年前より職員室の前に「あったかポスト」を設置したそうです。
「いいことをしたり、いいことをしてもらったり、いいことをしているのを見たときに、その気持ちを紙に書いてポストに入れるんです」そう言って、これまでポストに投函された手紙を見せてくれました。
児童が児童に「ありがとう」や「嬉しかったです」と書かれた手紙からは、純粋な思いが伝わってきます。
人の良さを見つける力を教えてくれる「あったかポスト」は、きっと生涯の宝物になりますね。
(2012年11月取材)