各学校の校長先生が考える少子化と学校事情
中村光則校長
中村光則校長
(諫早市立喜々津小学校)
「交換日記は道しるべ」
児童数が604名の喜々津小学校。
「子どもに関わることができるのは、幸せですね。感情が豊かで、ストレート。それを受け止めて、私たちも考えさせられますよ」と、子どもたちと同じ目の輝きを持つのは、教職35年目の中村光則校長先生。
子どもたちが登校してくる時間に通学路を歩き回って、毎朝子どもたちと触れ合うのが日課になっているそうです。
中村校長先生が担任をしていた時、児童と交換日記をしていたそう。
そのうち同じ教職の道を進んだ教え子から「児童とのコミュニケーションに迷ったら、先生とやり取りを読み返しています」と連絡があったそうです。
かつての小学生の交換日記は、今では大切な道しるべ。
心から子どもたちと関わるからこそ、生涯の恩師になれるんですね。
(2012年12月取材)