各学校の校長先生が考える少子化と学校事情
小川博行校長
小川博行校長
(長崎市立女の都小学校)
「いつかのメッセージ」
現在児童数が249名の女の都小学校。「父の実家が対馬だったので、長崎には憧れがありました」と教えて下さったのは、東京出身で教職37年目の小川博行校長先生。高校二年生までは、警察官になろうと思っていたようですが、「取り締まるのもいいけれど、人を育てるという仕事もいいのでは…」と考え、教員の道へ進んだそうです。
そして何より、全校集会の時、ギターを演奏する先生として有名です。「1年生から6年生の児童にメッセージを伝えようと考えると難しいんです。しかし、子どもたちは歌をすぐに覚えますよ。その歌のメッセージが、いつか届くようにと思いを込めています」情熱あふれる小川校長先生の心は、将来子どもたちの心を後押しする力になるのでしょうね。
(2013年4月取材)