長崎にゆかりのあるアーティストをご紹介
小﨑 侃
No.2 父が好きだった山頭火
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小﨑 侃 Kozaki Kan1942年熊本市生まれ。長崎で育つ。 |
小﨑先生のご自宅兼アトリエは、長崎を一望できる見晴らしのよい場所にあります。夜景が素晴らしく、夏祭りの打ち上げ花火もよく見えて、絶好のロケーションだよ、と笑顔で教えてくださいました。 入口には、先生のふくろうの暖簾。 愛犬の呑(どん)ちゃんも、お出迎えしてくれます。 |
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ご自宅の一階には、丸山公園の龍馬像の石膏があり、大迫力です。二階がアトリエになっています。 |
先生に、実際に版画を刷るところを見せていただきました。 |
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山頭火の版画を制作しようと思ったきっかけは、何だったのでしょうか。 |
「素晴らしい句と出会った時に、思わず描きたくなるんです。」 |
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小﨑 侃氏の作品
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Q.1 作品を創作するときの気持ちは・・・?夢中になりすぎると、うまく丁寧に・・・と考えすぎてしまうので、初心の気持ちで描くようにしています。テーマが決まったら、一気に4、5枚ぐらいデッサンをします。その時は無心ですね。 Q.2 「長崎」という場所にこだわっていらっしゃいますよね。長崎は、僕が生まれ育ったところたところだからね。生まれは熊本だけど、1年しかいなかったから。長崎は国際的で、他の街にはない面白さがある。とても大好きな街です。なぜ「長崎」かと言われたら、「長崎っ子」だから。それにつきます。 |
Q.3 長崎にゆかりのある作品。「長崎風景」 Q.4 小﨑侃さんの目指す生き方って何ですか?どうにか趣味の延長みたいな形で、そのままの自分が好きなように生きてきたからね。山頭火みたいに精神的な苦労は持ちきれない。自分が、生きているうちに少しでも楽しく描いてきたものが、生活の足しになればね、と思っています。会やグループには所属していないから、自己流をとおしていく。そういう部分は昔から変わっていないですね。賞が欲しいというのではなく、時代とともに自分のテーマの仕事ができたらなと思っています。 |
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Q.5 小﨑侃さんにとって、結婚とは。一心同体ではない、というのは確かですね。 |