長崎にゆかりのあるアーティストをご紹介
植木 寛子
No.9 自分らしく生きること
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植木 寛子 Ueki Hiroko東京生まれ。 |
植木 寛子氏の作品
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「日本でガラス作品を制作している人は、全て一人で作っていることが多いですね。私の場合は、作ること自体に興味があるのではなく、ガラスという素材を使って、どのような芸術作品を作っていこうかな、ということに興味があるんです。」 |
Q.1 作品を創作するときの気持ちは・・・?遊び心を大切にしています。ガラスはたくさんの色を使うことができるので、色とりどりの作品を観た時に、楽しい気持ちになってもらいたいと思っています。色は、調合師の方と発色を確認しながら進めていきます。私も、ひとつひとつ楽しみながら、その気持ちを大切にして作っていますね。 |
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Q.2 長崎にゆかりのある作品。「龍馬のブーツ」 |
男性的なブーツという形は、初めて作りましたね。特に女性的なものを意識して作っているわけではないんです。今まで、ガラスの作家は男性の方が多く、工房が危険な現場ということもあり、女性が入るということは許されていなかったのがひとつあります。新しい時代だからこそ、女性にしか表現できないものもあると思いますし、色をたくさん使えるガラスは、女性の感性が表現しやすいのかなとも思いますね。私の場合、モチーフは身近なものが多く、ファッションなどの影響を受けて作品をつくることが多いんですよ。 |
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Q.3 目指す生き方って何ですか?自分らしく生きることが一番だと思います。20代の頃は、がむしゃらに色んなことに挑戦して、自分が何なのか、よくわからないままやってきた部分はあります。30代になって、自分の中でも気持ちが落ち着き、自分らしくいられることが一番大切なことなんだと感じました。 |
Q.4 植木寛子さんにとって、結婚とは・・・?結婚はしなきゃいけないのかな…と思っていた部分もありますが、人生のパートナーは結婚が全てとは思っていません。自分らしく生きるのが一番大事ですね。パートナーは、結婚に限らず出会えることだと思うので、それを大切にしたいと思っています。 |
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