各学校の校長先生が考える少子化と学校事情
浦川謙治校長先生
(長崎市立諏訪小学校)
「どんなときも正義の味方でありたい。」
踊町の真ん中にある諏訪小学校は、おくんちを中心に地域とのつながりが深い学校です。そんな中にあって、浦川校長先生は子どもたちにとって「正義の味方でありたい」と話します。「良いことは良い、悪いことは悪いと、大人が判定することは大切なことです。悪いことをした場合、私は謝るだけでは足りないと考えています。謝罪の後にその子がどう行動するか、それが大事なことです」。
また先生は「プチ紳士・淑女」として、学期末にクラスから1名ずつ児童を選び、表彰しています。そこには「他人が嫌がる掃除を進んでする、毎日気持ちのいい挨拶をするなど、少し努力すればできること、でも継続しなければできないことを認めてあげたい」という想いがあります。
来年の春には定年を迎える浦川先生。ラストスパートはこれからです。
(2016年9月取材)